9月4日、実際に体験しに行ってきました!
「最怖気温、更新中」というセンスの光るチラシ。 |
オカルト作家の山口敏太郎さんがプロデュースをしています。
いわゆる街おこしとしてお化け屋敷が運営されるケースであり、元々劇場だった場所を使って作られています。
口裂け女が登場するのも「口裂け女の発祥は岐阜」(正確には一番最初の目撃情報があったのが岐阜)であり、途中で出てくるもの(織田信長や鵜飼舟)も岐阜と深いつながりがあるものばかりで、地域とかなり密着した街おこしと言えるでしょう。
もう1つのお化け屋敷「はじめのいっぽ」とは、歩いて5分掛かるか掛からないかくらいの近距離。
【※この記事では“柳ケ瀬お化け屋敷製作委員会 やながもん”様の全面協力のもと、内部の写真等も掲載しています。
一部ネタバレにもつながるかもしれませんので、ご注意ください】
◇ストーリー(要約)
平成24年、岐阜柳ヶ瀬で“柳男(やなお)”という男の子が突然失踪するという事件が発生。街中が大騒ぎで様々な噂が流されている中、1つ奇妙な噂話がありました。
それは「ある“女”に、昭和時代の柳ヶ瀬に連れ去られた…」というもの……。
岐阜と言えば……そう、口裂け女発祥の地。
ゲストは“時空を超える鵜飼舟”に乗ってタイムトラベルし、昭和の柳ヶ瀬に迷い込んだ“柳男”を探し出すことに……。
◇アトラクションまで
商店街を歩いていると突然現れる壁画!これがこのお化け屋敷の目印です。
口裂け女のイラストはどこか昔の見世物小屋を彷彿とさせる…。 |
地域ぐるみでの街おこしとなりつつあるようです。
すぐ近くには柳ヶ瀬商店街のキャラクター「やなな」の垂れ幕もあります。
そしてこちらが向かって左側にある受付。
着いたらまず誓約書の確認をします。
渡される誓約書。 |
サインと日付の記入を求められますが、台場怪奇学校で行われているような“受付スタッフが1項目ずつ読み上げて確認する”や“スタッフが携帯電話の電源が切れているか1人1人確認する”等は行われていないようでした。
すべてOKならば、誓約書を渡してチケットを購入。
チケット裏面はスタンプラリーになっています! |
荷物は持ち込み不可なため、すべてこの受付カウンターで預けることに。
休日などは大変混雑するため、チケット裏にある整理番号で呼び出しをするというスタイルを取っています。
呼び出されるまでは隣に併設のモンスターカフェで飲食を楽しんだり、柳ヶ瀬商店街をうろうろしたりと時間を有効に使えます。
◇アトラクション概要(イベント内容)
そして順番が来たらいよいよ入場…!写真でご紹介!
※ネタバレには細心の注意を払っていますが、嫌いな方は以下を読まないでください。
なお、掲載されている写真の順番は実際のコースの順番とは一部変えてあります。
また、撮影の都合上、一部実際とは違う照明を使用している写真があります。
最初の部屋で織田信長からストーリーを聞きます。
そして時空を超える鵜飼舟へ。
まさかの、本当に舟に乗り込みます
これが鵜飼舟。岐阜名物です! |
案内役である鵜匠が歌う“とおりゃんせ”がこれまた怖い……。
和人形が並ぶ廊下。 |
近づくとこんな感じ…。 |
誰か寝ているみたい。 |
テレビに何か映っていますね……。 |
学校の教室へ迷い込んでしまった! |
余裕があれば黒板に書かれている内容にもご注目…。
さすが社会現象とまでなっただけあり、注意を促す看板が出ています……。 |
昭和の柳ヶ瀬商店街へ完全にタイムスリップ。 |
余裕がある方は看板のディティールにも注目!
煌びやかなライトに照らされた部屋。 |
そして空襲のシーンへ。 |
空襲で焼け死んでしまったのか、餓死してしまったのか……。
サイレンが鳴り響く中、軍服を着た人たちが集まっています。 |
ついに出た!マスクをしていないその口元は…! |
こ こ か ら は 実 際 の お 化 け 屋 敷 で ご 体 験 く だ さ い …… 。
どこかにいる柳男君。 |
みなさんは探し出すことはできるでしょうか…?
◇モンスターカフェ
出口のすぐ前にはモンスターカフェという飲食スペースが広がっています。昼間はカフェ、そして夜は酒場として利用できるスペース。
昔の映画のポスターなどが貼られた昔懐かしい空間で、お酒やドリンク、フードメニューが楽しめます。
豊富なドリンクメニュー! |
お化け屋敷を体験した後に、ワイワイできますね
◇スペシャルインタビュー
吉村輝昭さん |
期間限定お化け屋敷を開催するまでの経緯からお化け屋敷内での心霊情報まで盛り沢山なインタビューは以下のURLからどうぞ(当サイト内別記事)
「吉村輝昭さんスペシャルインタビュー〔恐怖の細道~もう振り返れない~〕」
URL:https://iwataka1325.blogspot.com/2012/09/kyoufunohosomiti-interview.html
◇感想
作り込みが凄い…!ここを体験して思ったのはまずこれでした。特に個人的には途中に出てくる「教室」が凄くクオリティが高いと思いました。
上でも写真で紹介していますが、気に入ったのでこちらにも貼っちゃいます。
この感じ、本当に好き! |
内装の作り込み、そして全体を通しての雰囲気は本当にオススメできます。
そして発想がとても良いと思いました。
舟に乗るという一文を公式サイトで読んだときはどういうことかと思いましたが、まさか本当に乗るとは…!
実行委員長の吉村さんに聞いた話では、「全体的にお台場のお化け屋敷「台場怪奇学校」を参考にしているところが多く、平野幽霊さんにアドバイスをいただいた」とのこと。
そのためか、一部の仕掛けは台場怪奇学校に近いものがあります。
受付には台場怪奇学校のチラシもありました。
ど真ん中に台場怪奇学校! |
①最初の部屋で機材が丸見えだった点、
②ミッションが分かりにくい点、
そして③口裂け女以外のお化けが登場した点です。
①最初の部屋で織田信長から話を聴くのですが、モロCDプレイヤーが置いてあるのとかを隠せばもっと入り込めると思いました。
ミッションは中でキーワードを集めるというものがあるようですが、見せ方があまり上手くない気がします。
②ラストの方で織田信長からメッセージがあるのですが、これ、結構素通りしてる人が多いんじゃないかなー…。
音声が流しっぱなしになっていて、特に何かアクションがあるわけでもないので、少し分かりにくいです。
③口裂け女以外のお化けですが、ジェイソンのお面のようなものを被ったお化けが出てきました。
亡霊ならまだしも、昭和っていう設定があるのにジェイソンはちょっと……。
せっかくならお化けもストーリーに沿って統一してほしかったです。
(今回は山口敏太郎さんプロデュースという豪華な感じなので、ストーリーを重視してほしいです)
さて、少しいろいろ書きましたが、クオリティが高いお化け屋敷なのは間違いなし!
口裂け女は「私、きれい…?」と尋ねてくるし、お化けの動きも活発!
こちらのお化け屋敷も期間限定なため、残りがあまり長くありません。
昭和の雰囲気をバッチリ味わえるので、開催期間内に、ぜひ…!
(1つ前の記事にも書きましたが、岐阜駅は名古屋から電車一本で20分前後と、思ったほど遠くないですし、オススメです)
『恐怖の細道~もう振り返れない~』
【開催期間】2012年7月13日~9月23日(予定)
【開催時間】不明
【開催場所】岐阜柳ヶ瀬通り 旧豊富座(岐阜県岐阜市柳ケ瀬通1丁目5)
【料金】 1人600円(Webチケットは580円)
【所要時間】5~10分
【タイプ】 ウォークスルー
◇関連サイト(外部リンク)
・【柳ケ瀬お化け屋敷『恐怖の細道』~もう振り返れない~】公式サイト(URL:http://www.gifu-obake.net/)
※2012年7月26日にhttp://www.gifu-obake.com/からhttp://www.gifu-obake.net/に変更されました
・やながもんBLOG
(URL:http://blog.goo.ne.jp/gifu-obake)
・柳ケ瀬お化け屋敷「恐怖の細道」〔Twitter〕
(URL:https://twitter.com/yanagase_obake)
・やながもん〔Twitter〕
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・岐阜柳ヶ瀬お化け屋敷 「恐怖の細道」 ~もう振り返れない~〔Facebook〕
(URL:http://www.facebook.com/pages/岐阜柳ヶ瀬お化け屋敷-恐怖の細道-もう振り返れない/228688873908357)
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