2008年1月19日

戦慄迷宮EX.× biohazard〔富士急ハイランド〕

富士急ハイランドの人気アトラクション、戦慄迷宮4.0とゲーム、映画化で有名な『biohazard』(バイオハザード)がコラボした期間限定アトラクション。
戦慄迷宮4.0のオープンとほぼ同時期に発表されたイベント。
インターネット上でたくさんのホームページやブログに取り上げられた。
舞台となる廃病院。夜は青白く、不気味にライトアップされる。
ちなみに『戦慄迷宮』は'99年にオープン。
8年間経ち、その間に内部ルートや部屋を改装する等、4回のリニューアルがあった。
『戦慄迷宮 4.0』は、廃業した病院が舞台の世界最大級のお化け屋敷。
歩行距離が世界一長いウォークスルータイプのお化け屋敷としてギネスブックにも認定されています。
『ドドンパ』『フジヤマ』などのアトラクションより待ち時間が多いこともあるほど人気があるお化け屋敷。
この『戦慄迷宮EX.× biohazard』というイベントは、参加者が特殊部隊「S.T.A.R.S.」の新人隊員となって廃病院内で探索、シューティングなどゲームのような試練に挑戦する。

開催予定期間は、2007年10月6日~2008年2月3日となっていて、料金は700円と通常版の500円より200円高い(入園料は別料金、フリーパス利用不可)。
~ストーリー~
ある日、町はずれにある廃病院に若者2人が無断で忍び込んだ。
が、数日後2人は死体で発見された。
そして、とある山間部にある小さな町のレンジャー部隊にこの奇妙な事件の報告とともに依頼が入る。
なんと2人の若者のうち、トミーマクレガーという名の青年だけが行方不明となっており、捜索して欲しいというのだ。
そこで、2人の隊員が廃病院に向かうことになる。
病院近くで倒れていたトミーを発見して助けようとした。
その時!!なんとトミーがかみついてきたのだ!!
今度は本部に最悪の事態の報告とともに、どうやら廃病院奥にはゾンビ化の抗体ワクチンがあるらしい……との情報がもたらされる。
参加者は特殊部隊「S.T.A.R.S.」の新人隊員のひとりとなり、病院に侵入し、ワクチンを見つけるためゾンビに支配されている廃病院の探索を始めることに・・・。
はたして病院内を調査し無事に生還することはできるのだろうか?

※ここから下ではこのイベントのネタばれの可能性がある内容、個人的な意見が記載されています。

館内(廃病院内)に入るまで。
1、廃病院へ。
まずこのアトラクションの舞台となる病院の前にロープ(鎖?)が張ってあるのでそこに並びます。
写真は僕が行った時(2007年12月28日)の様子です。
園内の一番奥、それも林の中にあるので開園後すぐ行けばかなりすいています。
このアトラクションは1日の参加者数に限りがあるので参加したい方は、入園してすぐに行くことをお勧めします。
(1日の参加者数が上限に達すると、富士急ハイランドが営業時間内でもこのアトラクションへの入場を締め切りますのでご注意ください!!)

2、チケットを買う。
順番に数名ずつ門の中へ。門を入ったらまず券売機でチケットを買います。
お守りを買いたい方はここでお守り引換券を買います。
お守りは200円のものと300円の2種類があります。
館内でこれをお化けに見せるとお化けが怯むという効果付!
(そのお化けによっても効果は違いますが・・・)
終わった後も回収されず、家に持ち帰れるので記念(おみやげ)としてもいいかもしれません。
館内では途中で写真も撮られますし、恥ずかしいのがいやな方は300円の方をお勧めします。
右の写真のお守りは300円のやつです。

3、射撃練習
つづいて券売機の横、外にある射撃練習場で館内で使用する銃の試し撃ちをします。
後ろの人のためにも2~3発試したらつぎへ行きましょう。

試し撃ちが終わったら館外にある無料ロッカーへ荷物を預けます。
鍵は手につけるタイプです。
左の写真のようにロッカーのとなりにはかごがあります。
防弾チョッキの貸し出しを希望する方はここで取って装着します。
何があるというわけではないですが雰囲気が出ますし冬場は少しだけ暖かいです。
無事、脱出できた時にこのかごへ返却します。

4、いよいよ病院内部へ。
さぁ、いよいよ病院内部へ進みます。ルートは通常バージョンのものから大幅に変わっています。入口も正面入り口からでなく出口のすぐ横からに。
館内(廃病院内)で。
館内に入ってからの様子です。ただし、一部省略。
銃はずっと持ち歩くのではなくてポイントで先輩隊員から支給されますので、そこで使用します。

5、廃病院へ入って。
館内に入るとまず、待合室に通されます。
長椅子の配置や壁に貼ってあるポスターなどここでも通常バージョンの時とは違うところがあります。
待合室では2~3組ぐらいで今回の司令官がでてくる説明映像を見ます。
この時に館内での注意事項なども伝えられます。
映像を見たら映写室へ。
映写室は薄暗く、真ん中にテーブルがあり会議室のような感じ。
こちらでも2~3組ぐらいで今度はストーリーについての映像を見ます。
どちらの映像も出演しているのは外国人で音声も英語とかなり本格的。
日本語字幕もちゃんと表示されますがちょっと見づらいかも。
映写室で映像を見たら、通常バージョンと同じ、レントゲン室での写真撮影。
しかし今回はなんとハンドガンなどの武器を持って撮影することができます。
ハンドガン以外にも何種類かの銃がありました。
この写真は終わった後に1枚500円で購入することができます。
そして、銃を回収されてから病院奥へと廊下を進みます。

6、ドアのロック解除用暗証番号を入手。
病院の中には3箇所に番号が表示されている。
それぞれの場所で覚えた番号は後ほど使用するので忘れないように注意!

7、ドアロックを解除して先へ進む。
長い廊下で途中にあるドアを通り過ぎた時、後ろからゾンビが追ってきます。
走って廊下の奥にあるドアへたどり着き、先ほどの暗証番号を入れてロックを解除し次へ進む。
ここは後ろからゾンビが追っかけてくるので相当焦ります。
かなりドキドキしながらロックの解除をします。
ゲームやアニメのような体験ができることでしょう。

※このイベントが始まったばかりの頃はこの廊下もシューティングエリアで銃を持って進む場所だったようですが現在は武器も渡されませんし、1グループごとにこの廊下を進みます。(12月28日確認)

8、ワクチン入手。
先輩隊員からゾンビ化の抗体ワクチンを受け取ります。

9、シューティングエリア
自動ドアが開いたら中にある部屋へ。この部屋で先輩隊員の誘導でゾンビと対戦します。台の上においてある武器はハンドガンの他にショットガンなどもあります。前から来るゾンビだけに気をとられていると・・・。

10、「S.T.A.R.S.」の隊員認定証をもらって・・・。
先輩隊員から「S.T.A.R.S.」の隊員認定証(ステッカー)をもらいます。もらったらあとは脱出。のはずだけど・・・。
~感想~
この期間限定アトラクションの注目すべき点は普段のお化け屋敷とは違い、自分でハンドガンを持ちゾンビを撃退することができるという点だと思います。銃の種類もいくつか用意されているようです。

使用するハンドガンは振動機能も付いていて、重さもそこそこあります。ハンドガンにはサイト(レーザーポインタのように狙っている場所に光の点が出る)が付いているので、どこを撃っているのか全然わからないということもあまりないです。

さらに、館内のところどころにアンブレラ社のロゴマークが貼られていたり、ポスターや看板が英語のものと交換されていたりとかなり細かいところまで作りこんであります。脅かし方もとてもうまく逃げ出したくなるような恐怖に襲われる方もいるのではないでしょうか?

そこまではいいと思います。

ただ、撃っても銃の先端に付いている豆電球が光るだけというのが残念でした。特に、付いている豆電球の位置がお客さんに見えてしまうところに付いているのはどうにかした方がいいと思います。

役者さんの撃たれる演技も 別に下手というわけじゃないですが一般レベルですし、あまり期待しているとつまらないと感じるかもしれません。宣伝で「撃ちまくれ!」とか言っているわりには1ヶ所しか対決シーンがないですし。

ただ上にも書いたとおり脅かし方は一流です。思わぬ場所から出てきたりもします。
「さすが富士急!」といった感じでしょうか?

あとは、ワクチンですね。ワクチンは途中で受け取ってしばらく持ち歩いて、そのあと返す。これだけなのです。今回重要なはずのワクチンなのにこれではあまり意味がないと思います。

ぜひ通常バージョンの方も一度行ってみたいです。
イベント詳細
『戦慄迷宮EX.× biohazard』
【開催期間】2007年10月6日~2008年2月3日(予定)
【料金】700円 ※入園料は別料金、フリーパス利用不可!
【所要時間】約30分~50分
【出てくるゾンビ(役者)】7~8人くらい
イベント関連サイト
イベント公式サイト
富士急ハイランドの公式サイト。内部で見れる映像の一部が見れます。

GAME Watchの先行体験レポート
先行体験のレポート記事。館内の写真もあります。


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